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よくあるご質問

長安寺に寄せられるご質問・ご相談のなかで、
特に多いご質問をご紹介しています。

◆ 参拝について

A.浄土真宗寺院には基本的に御朱印はありません。真宗寺院に御朱印がない理由は下記リンク先をご参照ください。
【真宗寺院に御朱印がない理由】

A.専用駐車場がございます。

◆ 仏事について

A.以前はそういう言い伝えもあったようですが、御命日の後になったとしても教義上何の問題もございません。皆さんのご縁のある時にお勤めください。

A.「併修」という形でお勤めできます。その際はお一人ずつのお経が上がります。なお、当寺ではご法事を早める年次の目安は1割(33年なら3年、50年であれば5年)を限度としています。

A.一般的な「御布施」でも間違いではありませんが、浄土真宗の場合は「御法礼」が一番教えに適っています。「仏法を頂いた御礼」とお考え下さい。お悔やみの表書きですが、いかなる場合も「御仏前」になります。四十九日までは「御霊前」、その後は「御仏前」という宗派もありますが、浄土真宗では阿弥陀様の本願力により、速やかに浄土に仏として生まれる「即得往生」の教えを基本とするため、成仏していない「霊」という概念を用いることはありません。また「御香資」「御香儀」(お香の代わり)という書き方もあります。

A.浄土真宗は授戒(戒律を遵守して成仏する)を基本とする宗派ではありませんので、戒名ではなく、「法名」を頂くことになります。男性は釋〇〇、女性は釋尼○○という二字の法名になります。「釈」とはお釋迦様の釋の字を頂いて「お釋迦様の弟子となる」ということを表しています。(「相続講」という本山護持相続への懇志を頂いた方には釋の上部に〇〇院という院号が東本願寺より賞典として送られます)亡くなられてから法名を受ける方が多いのが実情ですが、帰敬式(おかみそり)を受けられて法名を名のられ、ご生前のうちに仏弟子としての歩みを始められることを推奨しております。おかみそりは本山の他、教区、希望がありましたら当寺でも受式できます。

A.位牌とは字のごとく「位」を表すものです。古代中国において生まれた位牌は位の高い人の名を記す木の札であったと言われています。法名には生前の功績や社会的地位などによる階級や位はないため、位牌はなじみません。よって葬儀のみ用意の都合上、白木の位牌で勤めますが、その後は掛け軸の形になっている法名軸、あるいは一冊の折本になっている過去帳に書き改めます。ご依頼ください。(相続講に懇志頂いた方は、半年ほど後に本山より表具された法名軸が送付されます)

A.浄土真宗のお仏壇が金仏壇とされているのは「光輝く浄土の世界をかたどっている」という理由からです。阿弥陀仏の浄土を表す場として、できれば金仏壇をご用意頂きたいですが、ご事情によっては唐木のものでもやむを得ないかと思います。ある意味で、お仏壇の形以上に大切なのはご本尊です。浄土真宗では伝統的に仏壇を「お内仏」と呼び、外側の壇ではなく、あくまでご本尊阿弥陀様を中心に据えてきました。ご本尊は基本的に寺を通じてお受け下さい。こちらで正統なご本尊をお取り次ぎいたします。業者さんがセットで頒布しているものの中にはプリント版も多く、数年で色褪せ、反りなどの劣化が出てきます。大切なご本尊は、ぜひとも正統なものをお受けしましょう。

A.真宗ではお線香は陶器の土香炉に寝かせてくべます。立てることはありません。土香炉は線香をくべるためにあるので、香炭はお焼香用の四角い角香炉にてお使いください。また、真宗大谷派のお焼香の作法は、額には頂かず、そのまま二回ということになっています。他宗の仏事に参列される際でもそのようにされるのがよいでしょう。逆に他宗のお檀家の方は真宗の仏事でもご自身の宗派のお作法で焼香ください。場に合わせるのではなく、各々の信仰を表すのが作法かと思います。

A.浄土真宗はいわゆる祖霊信仰(ご先祖の霊をお迎えして、また送り出す)としてのお盆の形を取っていないため、当寺では特別な希望がない限り「初盆」という法要は勤めておりません。また、迎え火・送り火や、野菜で作った動物など特別なお供えする必要もありません。弔問の方はあるかと思いますが、お内仏の仏具をおみがきし、打敷をかけて心静かにお盆を迎えましょう。

A.一向宗(衆)とは浄土真宗の俗称です。「ひたすらに(一心一向に)南無阿弥陀仏を称える人たちの宗派」という意味合いで、自称ではなく第三者から呼ばれはじめました。正式名称ではないので、真宗門徒のみなさんはできるだけ、浄土を真実の宗(教え)としていく「浄土真宗」と名のりましょう。また「一向に構わない」というのは、「無教養や不作法で何をしても問われない」いうことではなく、「真宗の門徒は仏教やお念仏の教えに関係のない迷信や物忌に惑わされない」ということを表しています。真宗門徒としての自覚を持ち、本当に大切なことを見つめていきましょう。

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